ヴィンテージ

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ヴィンテージ

2019年

2019年

有効積算温度 1237.6℃
累計降水量 487mm
累計日照時間 708.6℃
*栽培期間5/7~10/21

冬期間はぶどう樹が越冬できる十分な量の降雪量となり、4/15に融雪観測を迎えて圃場作業を開始した。一部でネズミによる食害が見られたが、概ね樹の状態は良好。
5月の1週目で20℃を超える日が連続し、5月7日にシャルドネとレンベルガーの萌芽を確認。その他の品種も順調に萌芽・展葉期を迎えた。最低気温が氷点下まで下がることもなく、遅霜の心配もなかった。
6月以降の天候は例年と大きく異なる特異な年となった。
例年では月を追う毎に降水量は増加する傾向があるが、2019年は6月・42.4mm、7月・47.4mmと、稀にみる「少雨」となった。この降水量は2018年の3割・例年の4割程度。しかし少雨による大きな影響はなく、逆に天候や気温にも恵まれたことから生育速度は早く、6月25日にはシャルドネ・レゲントの開花を確認。他の品種も例年より7~10日前後早い開花・満開期を迎えた。開花中は曇りの日が多かったが結実は概ね良好。
8月に入っても少雨が続き、気温は7日連続の30℃超えを記録した。乾燥傾向が続いたことからサビダニの被害が徐々に出始めたが、房への影響はなかった。べと病・灰カビ病などの病気も発生がほとんどなく、健全な状態で9月を迎える。
9月も温暖な傾向が続き、果粒の軟化・着色期は例年より1週間前後早く、果実の熟度は進んでいった。
最初の収穫はバッカスの9月21日。糖度の上昇・酸の下降はやはり例年より早く、品種によっては酸の下降を防ぐために早期に収穫するものもあった。
また、晩熟品種は若干の過熟傾向にあり、果皮が破れた部分からの灰カビ病の感染が一部で見られたり、pHの上昇がみられた。
最終の収穫はレンベルガーの10月21日。
最終的に有効積算温度は1,200℃を超え、2019年を象徴する数値となった。

「高温」「少雨」という経験したことのない異例の年となったが、ぶどうは健全な生育を続け、非常に高い熟度と凝縮感を得た果実を得ることができた年であった。
また、果実の熟度の進み方が例年と異なった為、「糖・酸・pH」のバランスが若干崩れる品種もあったが、品種・園地毎の「適した熟度」について再考することができる年となった。

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2018年

2018年

有効積算温度:1123℃
栽培期間の降雨量:638mm

2017~2018年にかけて積雪量は例年並みで、ブドウの樹は雪の下にしっかり埋まったまま越冬した。雪解けは4月上旬に確認。
ゴールデンウィークにかけて気温が上昇し、5月7日に萌芽を確認。5月中は気候も安定し、夜間の強い冷え込みもなく遅霜にあたらなかった。
6月の天気は安定していたが、上旬の降水量が少なかったために新梢の生育が遅れる傾向があった。
7月上旬の開花期は連日にわたる大量の降雨と低温にさらされることでブドウが結実不良をおこしたが、適切な作業と防除により、深刻な灰色カビ病の発症はなかった。
7月から8月にかけて30℃を超える日はほとんどなく、作業が順調に進んだ。
8月16日に赤品種のレゲントから着色を確認。その後、赤品種、白品種ともに果実の成熟がはじまる。
9月上旬に強烈な台風と地震が起こったが、ブドウ畑周辺の樹木が数本倒れる程度で、畑の中での大きな被害はなかった。台風で傷がついた果粒を畑で一粒ずつ選果し落とすことでフルーツゾーンでの病気の蔓延を防ぐ。その後の降雨量は極めて少なく、日射量も十分にあったため良い状態で果実の成熟が進んだ。
収穫は9月25日にバッカスから始め、10月23日にレンベルガーで終えた。
例年に比べて果実の熟度に差があったため、果汁や醪の状態に応じた丁寧な醸造が続いた。

開花期の降水量の多さと低温による影響が2018年の収穫量を決定づけた。また、記録的に遅い初雪観測だったように、11月になっても夜間の冷え込みが弱かったためブドウが落葉せず、枝が未登熟な中での剪定を行わざるを得なかった。そのため、枝の切り口から入る凍害の影響を加味し、短梢1枝当たりの芽数を例年より多くすることで、主枝に近い重要な芽に凍害の影響が出にくいように方法をとった。さらに、結果枝の周囲で枯れた結果母枝や主枝を冬が過ぎるまで残しておき、雪とともに自然の保温材として活用することにした。
北海道の記録に残る大地震や台風、初雪の遅れなど様々な自然現象が重なったが、それぞれに適時対応する知識と技術が蓄積されていることを実感したヴィンテージであった。

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2017年

2017年

有効積算温度:1096℃
栽培期間の降雨量:541mm

2016~2017年にかけての冬期間は積雪が非常に少なく、最低気温-20℃に到達する日も数日あった。これらの影響により斜面下側の園地を中心に凍害が発生し、樹に大きなダメージが残った。
雪解けは4月上旬に観測。
5月に入り暖気の影響で夜間気温が例年より高く、日照時間・日射量ともに十分であったことも影響し、5月6日に萌芽を確認。遅霜の心配があったが気温は安定し。無事に6月に入る。
6月を迎えると気候は一変し、低温が続き「ゲリラ豪雨」のような不安定な気候が続いた。下旬から7月の開花時期時期には天候は安定し、7月2日に開花を観測。
開花から1ヶ月は降雨や多湿などの影響により一部園地で「べと病」や「コガネムシ」「スズメガ」などの虫害が見られたが適切な作業と防除により病害虫の蔓延を防ぐことができた。
8月に入り赤品種の着色がレゲントの8月10日を皮切りに始まり、例年並みの気温推移で順調に果実が成熟した。
収穫は9月25日のバッカスから始まり順調に進んだが、10月中旬に強い霜が降り、10月22日のシャルドネの収穫で幕を閉じた。

降水量こそ例年より100mm程少なかったものの、開花時期や収穫期前後に強めの雨が降るなど、天候に悩まされる場面が目立った。
また、積雪量が極めて少なく厳しい冬であったが、改めて品種の特性や自社農園の特徴を掴む機会となった年であった。

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2016年

2016年

有効積算温度:1091℃
栽培期間の降雨量:677mm

2016年も例年に比べ融雪が早く、4月上旬には雪どけを観測した。
雪どけ~5月までの気温・雨量の推移は2015年に酷似しており、順調に萌芽を始める。
5月中旬は夏日を記録した日も数日あり、萌芽から展葉期に入るまで生育も順調であった。
6月に入ると一転、4月に戻ったかのような寒さが続く。1日に降る雨の量も多く、6月の降水量144mmは例年並みであったが、いわゆる「ゲリラ豪雨」が多い印象があった。
低温は6月下旬まで続き、特に最低気温が低かったため、開花の早い1部の品種で低温が原因による花ぶるいが起きた。7月に入ると気温は上昇・降雨も少なく、
ほとんどの品種で結実は良好であった。
7月から8月にかけても天候に恵まれ、結実した果実は順調に肥大。夏の多湿により心配されていた病害虫も適切な栽培管理によって未然に防ぐことが出来た。
8/18にレゲントの着色とバッカスの果粒軟化を確認。例年より1週間から10日ほど遅めであった。
9月に入っても天候は比較的安定して好天が続く。一部の品種で灰カビ病と黒とう病が発生した程度であり、症状も軽微であった。全園通じて果実が健全であったこと、
例年の同時期よりぶどうの酸が高かったため、収穫時期は殆どの品種で例年より遅め。自社農園最初の収穫はバッカスの9/30を皮切りに順調に進み、
10/30に遅摘みのシャルドネを収穫して終了した。
有効積算温度と栽培期間の降雨量は2015年とほぼ同等。
例年より収穫時期を遅らせることで、糖度の高いぶどうが収穫できたが例年より酸が下がらないという特殊な年であった。

2015年

2015年

有効積算温度:1088℃
栽培期間の降雨量:640mm

2015年は降雪量が例年より少なく、4月3日には雪どけを観測した。
雪どけ後も順調に気温は上昇し、5月5日にレンベルガーの萌芽を確認。昨年より8日早かった。
全園で萌芽を確認した辺りから6月上旬にかけて天候が安定しない日が続く。6月頭には大雨もあり、病害が懸念されたが被害はほとんどなかった。
6月中旬以降は天気が回復し、6月27日にシャルドネとレゲントの開花を確認。開花初期に多少の降雨があったものの、おおむね晴天に恵まれ、結実は良好であった。
暑さのピークは8月上旬。8月の平均気温20.7℃は例年並みであったが、降雨量89.4mmは例年より80mmほど少なかった。
雨は少なかったが多湿の日が続き、ケルナー園を中心としてベト病が発生したが、最小限に抑えることができた。房の状態も良好であった。
赤品種の着色期は例年並みに始まり、収穫期にかけての気温の低下も穏やかであったことから順調に色をつけた。
収穫期間中は天候の不安定な状態が続いた。特に遅摘みの品種は収穫日を決定するのに難しい年であった。
この為、病気に弱い品種は早摘みを、ある程度強く健全な果実を維持できる品種は遅摘みを行うことで健全な果実を得られた。
しかし、多くの品種は早摘みとなった為、糖度は例年よりもやや低くなった。
有効積算気温は生育期間を通して例年より低めの推移。降雨量は例年より少し多い程度であったが、短期間にまとまった雨が降った印象があった。
収穫量は全園で昨年より増加。 特に白品種の収穫量増加が目立った。

2014年

2014年

有効積算温度(10℃):1162℃
栽培期間の降雨量:523mm

雪どけは4月下旬。5月上旬まで最高気温が20℃近くになることも多く、気温は一気に上昇。そのため萌芽は例年より少し早い5月13日に観測した。
6月26日には一部品種で昨年より3日早く開花を確認。雨は少なく、天候も安定し結実は良好であった。
8月は177mmとかなり多い降雨量を記録した。平均気温は8月の上旬が23.0℃と高かったが、その後は20℃を推移しながら徐々に低下した。夏季の気温は昨年と同程度であったが、5,6月の高温のため有効積算温度は高く、赤品種の着色期は昨年より約1週間早まった。
9月以降の気温の低下は早く、9月中旬には最低気温が10℃を割る日が多くなった。収穫は品種により差はあるが昨年より4~5日程度早まった。
有効積算温度は8月中旬まで例年より高く推移したが最終的に1200℃を割り昨年よりも低くなった。
また8月中旬頃からチャノキイロアザミウマの虫害が発生し、全園での収穫量は減少となった。ただ、若木エリアの成長は順調で、バッカスに関しては収穫量が増加した。
白ワインは全体的に酸を感じるフレッシュなワインスタイルとなった。
赤ワインは色付きが上昇しタンニンを優しく感じるワインスタイルとなった。

2013年

2013年

有効積算温度(10℃) :1,185℃
栽培期間の降雨量 :552mm

2013年も雪は多く、雪どけは4月25日。その後の気温も低く、萌芽は5月28日となった。その後の気温は良好に上昇したが、萌芽から7月末までの雨量は85mmと少なく、病気はまったく発生しなかった。
遅い萌芽ではあったが、開花の初期は6月29日に一部品種で観測され、例年並みとなった。開花期の雨は少なく、結実状態も良好となった。
8月10日から雨量は一変して増え、8月で191mm、9月で182mmとなった。一日の平均気温は8月中旬の25℃をピークに、8月末は20℃弱、9月末は16℃まで下降した。
9月中-下旬の最低気温は10℃前後であったが、9月27日は1.9℃と冷え込む日もあった。10月に入ると昼は10℃以上、夜間は10℃未満の日が続いた。しかし、10月19日は最低気温-0.4℃を観測し、ぶどう園の中でも標高の低い部分が霜の被害を受けた。
また、収穫時期はしとしととした雨が続き、収穫時期の決定が難しい年になった。
有効積算温度は1,200℃未満となり、2007年と近い数値となった。酸はやや高く、糖度もやや低めの年となった。開花期の雨に当たらなかったため収穫量は2012年と同程度となった。
ケルナーが霜の被害に合ったため収穫量が減、シャルドネは2011年に植えた園地が少量取れるようになり、増加した。レンベルガーとピノ・ノワールについては、収穫量は共に上昇、2012年よりも糖度は低かったが色付きやタンニンは良好である印象を受けた。
白ワインは、2012年よりも香り高く、スレンダーなワインスタイルとなった。
赤ワインは、これまでのものと比較してバランスが良く、タンニン質が感じられるワインスタイルとなった。

2012年

2012年

有効積算温度(10℃) :1,257℃
栽培期間の降雨量 :600mm

豪雪の影響で雪どけは4月下旬まで遅れたが、4月下旬~5月上旬の平均気温は11-14℃となり、5月中旬に萌芽時期を迎えた。その後、気温は良好に上昇し、開花開始が7月4日と2011年よりは4日早い開花となった。また、毎年悩まされていた開花期の豪雨も2012年は発生せず、結実状態も良好となった。
開花期以降は最高気温が25℃を超える日が続き、9月中旬まで30℃を超える日も度々観測された。
果実のヴェレゾン期に入るまでは生育期間の雨量が227mmと毎年と比較して少なかったが、ヴェレゾン以降に雨量が増え、ヴェレゾンから収穫までの間の雨量は371mmとなった。収穫中にも多くの雨が降ったこの年は、収穫時期の決定がとても難しい年になった。
有効積算温度は1,200℃を超え、2010年と近い数値となったこの年は、酸が穏やかになり、香りが控えめな特徴を得た。また、開花期の豪雨も受けなかったため、収穫量も増大した年となった。
白ワインは2011年よりも香りが控えめであるが、ボディは強くなり、バランスも良好なワインスタイルとなった。
赤ワインは2011年よりも酸が控えめであるが、収穫期の雨量が多く、色合いやボディは低いライト-ミディアムのスタイルとなった。

2011年

2011年

有効積算温度(10℃) :1,118℃
栽培期間の降雨量 :696mm

例年通り4月の中旬に雪溶けを迎えたが、気温はなかなか上がらず萌芽時期は5月下旬になった。その後、気温は良好に上昇したが、開花開始が7月8日と2010年よりも1週間近くの遅れが出た。また、7月の中旬から連続した雨が降り、シャルドネとレンベルガーの一部に花流れが発生した。開花後も気温は下降せず、8月の31.7℃をピークに9月の中旬まで一日の平均気温が20℃以上あった。
9月までは順調に進んでいたが、10月に入ると大発生したススメバチがブドウの食害を始めた。収穫前であることと、猛毒を持つ生物である理由から、対策がほとんどできず収穫量の大幅な減少に繋がった。また、収穫時期に関しては、スズメバチの大発生により熟すまで待つことができず10月の上旬に行った。
春先の気温上昇が緩やかで約1週間遅い萌芽と、スズメバチの大発生による1週間以上早い収穫。2011年は例年よりも栽培期間の短い年となった。しかし、それでも8月の高温のため有効積算温度は1,100℃以上となり、2009年の年よりも有効積算温度は高く、酸もしっかりと下がっていた。
白ワインは2010年よりも香りが豊かにあり、ミネラル感のあるワインとなった。
赤ワインは2010年よりも涼しい気候ではあったが、樹齢の上昇や2008年の霜害の被害が治ってきたため、色やボディのある味わいとなった。

2010年

2010年

有効積算温度(10℃) :1,284℃
栽培期間の降雨量 :677mm

畑の雪解けは例年通りだったが、気温の上昇はゆっくりで萌芽時期は5月の中旬頃となった。しかし、その後気温が急上昇し、6月には30℃を越える日も出た。また、7月の開花期に2009年同様豪雨が降り、一部のブドウの花が流れるという事態が発生した。2010年の被害はケルナーとシャルドネ。レンベルガーとピノ・ノワールは被害が少なかった。その後も雨は続いたが、気温は下がらず、ブドウの枝が急成長していった。
雨量の増大と気温の上昇というこれまでにない天候に作業が追いつかない日もあったが、9月下旬からは気温も落ち着きを見せ始めた。
高温多湿がこれまでにない形で起こった2010年は、収穫量こそ少なめではあるが、果実全体がまとまりのある素晴らしいブドウとなった。
白は香りが繊細でおとなしいが、酸味が柔らかくボリューム・ミネラル感が豊かなワインとなった。赤は例年に比べ豊富なタンニンに恵まれ、ボディ、色、そしてボリュームの高い素晴らしいワインとなった。

2009年

2009年

有効積算温度(10℃) :1,043℃
栽培期間の降雨量 :523mm

雪解けは早く、4月上旬には雪のない状態だった。しかし、気温の上昇は緩やかだったため、萌芽は1週間程度早くなった程度だった。2009年は遅霜も降りなかったが、2008年の被害がまだ残り、房の数は少なかった。
開花までは順調に気温も推移していたが、開花期から豪雨に見舞われた。豪雨により開花中の房の花は流れ、収穫量の低迷が決定した。被害はレンベルガーが最も多く、次いでピノ・ノワール。ケルナーとシャルドネは無事だった。
その後も豪雨が続き、気温も回復せず秋に突入したため、積算温度は100℃以上も不足した。しかし、収穫前の寒暖差には恵まれ、糖度はしっかりと上昇した。また、白ワインはこれまでにない程の香り高さを持ち、素晴らしいヴィンテージとなった。
赤ワインも華やかな香りが強く出ていたため、軽やかで華やかな香り高いワインとなった。

2008年

2008年

有効積算温度(10℃) :1,122℃
栽培期間の降雨量 :413mm

5月の遅霜の被害にあい、宝水ワイナリーのブドウが全滅状態となった。
その後伸びた枝に房はほとんどついておらず、翌年のために新しい枝を仕立てるのみであった。この年は遅霜により収穫こそできなかったが、天候には恵まれていた。降雨は例年より少なく、日照量もあった。自社畑のケルナーをなんとか単一で醸造したが、瓶詰め本数は120本。特別な機会にしか出せないワインとなった。

2007年

2007年

有効積算温度(10℃) :1,169℃
栽培期間の降雨量 :532mm

春先の雪解けが早く、5月には暖かさも感じる年だった。萌芽は5月中旬と平年並み。その後開花まで順調な降雨に恵まれ、開花期は乾燥した晴天となり、結実までの流れも良好だった。結実後に降雨が増えて果実の肥大が促進されたが乾燥した晴天にも恵まれたため条件は決して悪くはなかった。
赤は着色が良好でタンニンにも恵まれた。香りも華やかに咲き、果実感の強いブドウだった。
白は良好な香りと酸を併せ持ち、フレッシュなアロマティックワインとして素晴らしいワインとなった。

2007年ヴィンテージは完売しました。

宝水ワイナリーはテロワールを理解するために「気候」に関してのデータ収集を自動気象観測装置「ウェザーバケット」を用いて行っています。
気象情報を解析することにより、その年の特徴や生育の段階のチェック、そして収穫されるブドウの予測などが可能になります。

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